Sinamics S 120はシーメンス社が発売した新しいV/F、ベクトル制御及びサーボ制御を一体化した駆動制御システムであり、通常の三相非同期モータだけでなく、同期モータ、トルクモータ及びリニアモータを制御することができる。その強力な位置決め機能により、送り軸の絶対的、相対的な位置決めが実現されます。内部に集積されたDCC（駆動制御グラフ）機能は、PLCのCFCプログラミング言語を用いて論理、演算及び簡単なプロセスなどの機能を実現する。 共直流母線のDC/ACインバータは一般的にSinamics S 120多軸ドライバとも呼ばれ、その構造形式は電源モジュールとモータモジュールが分離し、1つの電源モジュールは3相交流電力を540 Vまたは600 Vの直流電力に整流し、モータモジュール（1つまたは複数）をすべてこの直流母線に接続し、特に多軸制御、特に製紙、包装、紡績、印刷、鉄鋼などの業界に適している。利点は各モータ軸間のエネルギー共有であり、配線が便利で簡単である。 一軸制御のAC/ACインバータは、一般にSinamics S 120一軸交流ドライバとも呼ばれ、電源モジュールとモータモジュールが集合した構造であり、特に一軸の速度と位置決め制御に適している。